台湾第二の都市高雄。旗津など定番観光地巡って帰国。
【三鳳中街観光商圏で見つけた薄皮が黒い落花生「黒金剛」。土産に買いました。】
高雄は2度目ですが、やっぱり良くも悪くも都市でしかなく、面白みはやや少ない気がしました。
かの有名な六合観光夜市は昔は台湾人の夜市という感じだったのに、今はすっかり外国人だらけ。
道の裏手に観光バスがバンバン着いて、次々と観光客がなだれ込む。
日本人もちらほらいたけども観光客の中心はやっぱり中国大陸から来た人たち。
しかし、ご飯はしっかりどこぞで食べてから来たとみえ、眺めているだけの人が多かった気がします。
旗津のフェリー乗り場。
再び台湾に大寒波が訪れたこの日は気温もぐっと下がってしまい、
空も霞んで景色がよくなかったのは残念なところ。
夜には冬装備がいるほどに冷え込んで、寒暖の差に本当に驚きました。
台湾最後の夜は、三多商圏:デパート街付近に行ってみました。
高雄観光マップによると一応この辺りにも屋台街があるらしかったのです。
しかし、そこも特段他の夜市と代わり映えするわけでもなく、そそられません。
何より、大寒波のせいで風吹きすさぶ屋台に気持ちが全く動かない。
当てもなく興中一路を歩いていると鵞鳥と家鴨専門店を発見!お客さんは地元の人ばかりです。
メニューや食材をジーっと見ていると、日本語堪能なお客さんが助け船。あれよあれよと注文してくれました。
図らずも台湾最後の晩餐は純粋な台湾料理になり、その温かくて優しい味に舌鼓。
今回の旅もいろんな人に助けて頂きながらの楽しい旅になりました。
正直、これだけ内容の濃い旅をすることって滅多にありません。充実した旅だったなぁ・・・。
台北を出発し、東回りでぐるっと高雄まで。これでほぼ台湾は1周した勘定になります。
次に台湾を訪れる時は山越えルートかなぁと思いを馳せつつ、温かい蛤スープをすするのでした。
おわり。
高雄 写真館
旗津半島
砲台の遺跡に上ってみると「日清戦争の時に清軍の司令官が自軍を捨てて安平に逃げてしまったので、日本軍が5発大砲を撃っただけで落ちた」と書いてありました。日清戦争はほとんど血が流れなかったといいますが、ほんとうに清軍の結束力が弱かったのだなぁとしみじみした。
それにしてもこの頃は台湾が清の属国だったとはいえ、台湾人にとってみれば外国が自国で戦争するのは大迷惑以外の何者でもない。
高雄で食べたものいろいろ
炒豆苗は 梅のハチミツ漬けを調味料がわりに使っていてとても美味しかった。台湾料理は味つけが繊細ですね。
また、今回滷味を初めて食べてみた。おでんでもないし、スープでもないし、不思議な食べ物ですが、台湾の人好きですよね。これ。
台湾の旅に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。
旅行時期:2011年12月 1NT$=約2.7円
■交通:地下鉄 高雄-西子湾 20NT$、美麗島-三多商圏 20NT$、美麗島-空港 30NT$
フェリー 西子湾-旗津 15NT$
■食事:鵝肉飯、炒豆苗、蛤湯、ビール 260NT$、滷味 95NT$(選ぶ具により値段が違います。)、
乾意麺 25NT$、獅子頭飯 25NT$、旗魚丸湯 40NT$、胡椒餅 35NT$
■土産など:黒金剛 100NT$/斤、蓮のハチミツ漬け 180NT$/斤、ピスタチオ 190NT$/斤他
■宿泊:ジン ジン ホリデー ホテル (晶晶假期商務旅館) 3000円ちょい。
■成田-台湾航空券 直行便で20,000円前後~。
台北便は通常チャイナエアラインが最も安く、続いてエヴァエア、日系という順で高くなります。
ジェットスターなどの格安航空会社も出てきました。年末などの繁忙期は検討の価値もあるかも。
また、日本発が午後便だと台北での活動時間が減るので午前便より安い。
高雄便もあるけど台北に比べたら本数も少なく、おまけに台北-高雄間は新幹線で2時間。
お金と日程、旅の目的を計算して上手に選びたい。
旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
邸 景一 日経BP企画 2008-06-26
台北から東回りにまわる予定だったのでこの本が一番役に立った。地球の歩き方(D10台湾)や新個人旅行台湾を補助に読み、必要箇所だけコピーした。台湾の地方都市の旅の場合、地図は観光案内所で貰った方が良い。 台湾人向けの地方ガイドブックも漢字を追えば何となく情報は読みとれるので本屋やコンビニで買うのも手。
台北から東回りにまわる予定だったのでこの本が一番役に立った。地球の歩き方(D10台湾)や新個人旅行台湾を補助に読み、必要箇所だけコピーした。台湾の地方都市の旅の場合、地図は観光案内所で貰った方が良い。 台湾人向けの地方ガイドブックも漢字を追えば何となく情報は読みとれるので本屋やコンビニで買うのも手。
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