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花蓮紅葉温泉は和の趣残る素朴な温泉宿。風呂は台湾風です。

花蓮紅葉温泉の廊下:日本にいるみたい
【花蓮紅葉温泉の本館の廊下。日本にいるみたいな錯覚が起こる】
台湾には日本統治時代に発見された温泉が数多くありますが、花蓮県の紅葉温泉もその一つです。
台湾には紅葉温泉という名前の付く温泉は2カ所。一つは台東県の延平郷にあります。
もう一つが花蓮県のそれで、自強号なども停車する瑞穂駅から行くことができます。

この瑞穂駅近郊は温泉どころとして有名なところです。
駅から近いところは500mほどの場所にある虎爺温泉や龍騰温泉。
以後、駅から西に延びる温泉路を一段、二段と上っていくと次々と小さな温泉旅館が現れます。

日本のガイドブックではかつては駅から2.3キロほどの瑞穂温泉のみでしたが、
近年は紅葉温泉も紹介されるようになってきました。
駅からは5キロほど離れた山の奥にありますが、道も整っていて比較的容易にたどり着きます。
ひなびた山村の温泉民宿という感じで、そういう雰囲気が好きな方はよいでしょう。

紅葉大橋の向こうに紅葉温泉がある
紅葉大橋の奥に温泉がある。
紅葉温泉までは公共交通機関がちゃんと整っており、瑞穂から花蓮客運のバスで来ることができます。
(バスの時刻は花蓮客運のホームページで確認してください。)
しかし、1日たったの4本しかない上に、時間がとてもビミョー。
村の人たちが学校に行ったり、買い物に出たりするのに合わせているので、
うまいこと捕まえないと乗ることができません。

当初、昼過ぎのバスに合わせて瑞穂に向かう計画でいたのですが、
花蓮で鈍行列車の存在を知ってしまい、そのプランは却下となりました。
列車が花蓮を出るのが11:55。どう考えても12:10までには着かない。

ほとんど水の流れがない紅葉渓
紅葉渓にかかる橋を渡る
瑞穂駅に降り立ったのは14時過ぎ。駅前には数台タクシーがいました。
以前、ここを訪れた旅行者によると駅にタクシーがいなかったとあったので、 その方の時はたまたまいなかったんだな~とホッと胸をなで下ろした。

ところで瑞穂駅周辺はこぢんまりとしていますが、一通りの施設がそろった 田舎町という感じです。
コンビニも食堂も郵便局も町としての機能は充分事足りる。
紅葉温泉に上ってしまうとコンビニはおろか食堂も何もないので、
タクシーに飛び乗る前に町で備品を調達することをオススメします。

紅葉の葉を掘った手作りポスト。
萬榮郷のポストは紅葉印。
温泉湯治をするだけが目的なら全く問題がありませんけども、
例えば、閑散期はレストランが開きません。
売店で作ってくれるのは炒飯や炒麺、フライドポテトくらいなので、
そんなんじゃひもじくてイヤだ~!っていう人は麓で調達するか、
早飯を食べて、17時過ぎのバスで温泉に上って行くべし!

夕方になるとバー兼軽食堂が開くので飲み物は買えるけども、
麓で購入して行く方が確実です。(お茶は部屋にあります。)

さすがに日本からのパッケージツアーで紅葉温泉が含まれている場合は、きちんとご飯がでると思います。
個人の場合、予約しておけば作ってもらえるかもしれないけど、中国語で電話するしかありません。
日本語可ってあるけど、喋る人いませんでしたよ。日本語世代のお年寄りがいた頃に取材したのだろう。
どうしても予約しないと不安な場合は、台北辺りにある日本語対応の代理店にきいて貰うのも手。
でも、部屋はたくさんあるので台湾の休日に当たらなければ飛び込みで泊まれると思います。

ちなみに駅から紅葉温泉までのタクシー代は200NT$でした。
「紅葉温泉までいくらですか?」「メータータクシーだからメーター料金。」
そう言った割りに端数は割り引き。
そして、「帰る時は電話してね~」と名刺を渡され、帰りもやっぱり200NT$だった。

タクシーの運ちゃんに名刺を渡された時、「電話しろと言われても言葉が・・・」と困ったのですが、
チェックアウトの時「タクシーの名刺持ってる?」ときかれ、フロントの人が電話してくれました。
どうも行きに連れてきた人が帰りも同じお客を取るという暗黙の了解があるようだ。

田舎に行くと交通手段で困るのではないかと少し不安だったのだが、あっさりしたものでした。

ちなみにたまたま温泉に来ていた地元の人が「麓まで送ってあげようか?」と声をかけてくれました。
荷物のパッキングが終わってなかったのでお断りしましたが、びっくりしてしまいました。
田舎の人は助け合って暮らしているのは日本でも台湾でも同じだなとちょっと温かい気持ちになりました。

日本統治時代に建てられた和風建築の宿で、畳の部屋まであります。
ちょっと一休みしたいなぁというときに来ると心が和みます。
ただし、和食を食べることはできませんので、あしからずご了承くださいませ。

都会ばかりでなく、たまには田舎を行くのものんびりできていいものです。

花蓮紅葉温泉 写真館

紅葉温泉の様子

紅葉温泉山荘の日本式の建物
紅葉温泉の建物です。日帰り温泉や宿泊の受付がある本館が日本式家屋です。 部屋は畳敷きで布団を敷くようですが、日本とは少し間取りが違います。 古いので少しずつ改装している様でした。
コテージ棟には部屋に石造りの風呂桶があるバスルームがあります。 この風呂も温泉が引いてあるので部屋で温泉に入ることもできる。 繁忙期に日本式の部屋に泊まりたければ予約した方がいいかも。 和室は部屋数が少なかったです。

紅葉温泉山荘のコテージ外観紅葉温泉山荘の部屋紅葉温泉山荘の日本式のたたみの部屋紅葉温泉山荘のレストラン棟

紅葉温泉の風呂

混浴大浴場
和室があったり、紅葉温泉と日本語でも通じる名前だったりしますが、お風呂は台湾式です。 大浴場手前にある更衣室で水着に着替えて水着で温泉に入ります。
混浴大浴場は源泉かけながしの風呂と沢水で埋めた温い風呂、沢水の水風呂と温度が極端。 熱めのお風呂が苦手な人は困るかも。
内風呂の大浴場は男女別。その他に個室風呂もあります。
朝ももう一度大浴場の温泉に入ろうと思ったら掃除中。がっくり。 台湾人は大浴場が使えない時間は部屋風呂を楽しんでいました。

混浴大浴場大浴場(内風呂)部屋風呂も温泉がでる個室風呂

閑散期は少しご飯はわびしい

マイクチキン=チキンナゲット
レストラン棟が開いていないのでバーでご飯を作ってもらいました。 「炒飯とか焼きそばとか、マイクチキンにポテトができます」「え?マイクチキンってなんですか?」 きかれた方も困った顔をする。試しに頼んでみたらチキンナゲットでした。 あ、そうか。商品名だ。たぶん。
できれば瑞穂近辺の名物でも食べたかったけど、それは無理な話。小米酒も桃園産でした。
かろうじて朝食のパンとバターは地元の美味しいものでした。

バー&売店炒飯小米酒朝食のトーストとコーヒー

瑞穂駅周辺で食べたものや買った物

瑞穂の有名粽店涂ママの粽
瑞穂駅前にある涂ママの粽店で粽と四神湯を買い食い。こういうものをテイクアウトして山に登るのも手です。 電子レンジくらいは頼めば貸してくれる気がするが、あるのかな???
後は駅前のファミマで調達したお菓子など。どれも台湾の個性派スナックです。 唐辛子スナックは唐辛子が大きめの方が辛さが少なくて食べやすい。 これは結構辛かった。(辛さが苦手でなければはまる味。)
今回の旅はスナック菓子は外す物も多かったです。
(高雄では甘いチェダーチーズポップコーンとかにあたるし・・・。)

四神湯涂ママの店唐辛子スナックラーメンスナックと筍スナック

台湾 温泉の旅に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。

旅行時期:2011年12月 1NT$=約2.7円

■交通:列車 花蓮-瑞穂 67NT$、タクシー 瑞穂-紅葉温泉 200NT$/片道
■食事:炒飯 60NT$、マイクチキン(麦克鶏) 40NT$、小米酒 300NT$
■その他:お菓子やお酒をコンビニで 100NT$
■宿泊:紅葉温泉旅社 1500NT$(閑散期割引)

■成田-台湾航空券 直行便で20,000円前後~。
 台北便は通常チャイナエアラインが最も安く、続いてエヴァエア、日系という順で高くなります。
 ジェットスターなどの格安航空会社も出てきました。年末などの繁忙期は検討の価値もあるかも。
 また、日本発が午後便だと台北での活動時間が減るので午前便より安い。
 高雄便もあるけど台北に比べたら本数も少なく、おまけに台北-高雄間は新幹線で2時間。
 お金と日程、旅の目的を計算して上手に選びたい。

旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
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