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台東の温泉といえば知本温泉。日本式温泉ホテルもあります。

知本センチュリーホテル(知本金聯世紀酒店)
【知本センチュリーホテル(知本金聯世紀酒店)の部屋。】

何度も台湾に通い詰め、それこそここ最近は台東にしょっちゅうお邪魔しておりますが、 一度も行ったことがなかったのが知本温泉。
台東の市街から中途半端に遠く、交通手段がないと行きにくい(一応列車駅はありますが、そこからもバス)ので、
ついつい後回しにしておりました。
ちょうど目的地が台東で、1泊分ぽっかり予定が空いたので、知本の温泉ホテルに立ち寄ってみたのが数年前。
知本渓(川)を挟んで両岸に大きな温泉ホテルがずらりと並んでいる様は日本でもよくある光景です。
自然を楽しんだり、温泉でゆったりするために行くところなので、日本人が頭に浮かべる台湾っぽさはないです。

というか、そもそも知本は台湾原住民族のプユマ族の土地なのです。
だから周りに漢民族の施設がないのは当たり前の話で、よーく目を見てみるとあるんですよ。プユマの施設。
知本温泉駅から温泉街までのバスに揺られていると、時々プユマの集会所とか目に入ります。

白玉瀑布
近くの白玉瀑布
豊かな自然と温泉を楽しみに行く場所なので、できれば車があった方がよい。
温泉の合間に散歩したり、ドライブしたりしながら滞在を楽しんでみてください。

ちなみに知人のプユマの長老に「知本に温泉入りに行こう!」と誘われ、未だに実現しておりませんが、 ふと「知本の温泉ってどこに行くの?」と聞いたことがあります。
だって彼らがあんな巨大資本の温泉ホテルに入りに行くとは思えないから。

そしたらやっぱり地元の人が運営する日帰りの温泉施設があるんだって。
台湾式で個室を時間で借りるスタイル。宿泊施設はなくお風呂にだけ入りに行くところ。
我々が宿泊した知本センチュリーホテルの近くにも日帰り温泉施設があったので、
そういうところがいくつかあるのかも知れない。

台湾も温泉はたくさんあるけれど、大浴場に水着に水泳帽着用が必要だったり、ルールが違ってくるので、
日本式に裸ではいりたーい。と思ったら、日本式サービスのホテルを選ぶといいかも。
ただし、そういうところは食事も日本式で日本食レストランとか持っていたりするので、台湾のご飯を食べたかったら 食事はお外に美味しいお店を探しに出かけるのがお薦めです。


宿飯より絶対お薦め。喜品小吃部

ししゃもの天ぷらのアップ 鹿肉の炒め物 山菜の炒め物
住所:台東縣卑南郷温泉村19鄰龍泉路13号
電話:089-512-768

宿泊した知本センチュリーホテルは知本の温泉街とは対岸にあり、普通の食堂が少ないエリア。
お客さんの多くは宿に併設されたレストランで食事をしたり、コンビニで買って済ませたりするようでした。
そんな中、大型ホテルの目の前にぽつんとたたずんでいたのが喜品小吃部。
背後に大型ホテルがそびえ立っているので、併設するお土産物やさんか何かにすら見えたくらい。
なんでもこの辺りも2009年の台風の被害が激しく、多くのお店が壊れて閉店してしまったのです。
その中でも建て替えて営業しているのがこのお店。そして、このお店、当たり!でした。

頼んだのはサンスー炒めと鹿肉炒めとししゃもの天ぷらです。日本では食べられないものをチョイスです。
(以前はあったキョンはキョンの保護のために捕獲禁止だそうですけど、日本に繁殖してしまったたキョンを 台湾に輸出したらどうかなー。台湾のキョンなんだから。)
ししゃもってね「喜相逢」って書くんですよ。何かわからず頼んだら子持ちししゃもの天ぷらだったの。
もちろん、値段からすれば本物のししゃもではないと思いますけど、天ぷらでも美味しいんだなぁ。
台湾行くと、漢字で食材を想像しながら注文するのが楽しいです。たまに予想外で。
ししゃもの天ぷら 喜品小吃部外観

知本センチュリーホテル(知本金聯世紀酒店)

No.30, Longquan Rd., 卑南郷(ベイナン), 台東県
知本センチュリーホテルの部屋
台東地区で温泉とったらまず名前があがるのが知本温泉。 ここは川岸の遊歩道沿いにある日本式のサービスを売りにしているホテルで、部屋でも温泉が楽しめる他、屋上に裸で入れる大浴場があります。 一番安い部屋を予約しましたが、広々としていて綺麗でびっくりしました。リバービューのお部屋になると少しお値段があがります。
設備も立派ですが、スタッフのサービスも一流で、フロントをはじめ、チェックインからチェックアウトまで非常に心地の良い対応をしてくれました。 こちらが何かをいう間にさっと動く感じ。日本でもなかなかありません。
ホテルに入っているレストランはしゃぶしゃぶ屋とブッフェレストランなどであまり面白くないので、外の食堂にいきました。
ホテルを出て右手の駐車場を越えてすぐの喜品小吃部というお店です。値段も手頃でおいしいのでお薦め。 ホテルの前にはお客さん目当ての土産物屋や釈迦頭屋さんなども店を開いており、冷やかすのも面白かった。

台湾の旅に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。

旅行時期:2017年12月
1NT$=約4円
■交通:タクシー 知本温泉駅→ホテル 200元
■食事:鹿肉炒め 280元、ししゃもの天ぷら 300元、炒山蘇 150元
■宿泊:知本センチュリーホテル(知本金聯世紀酒店)

■成田-台湾航空券 直行便で30,000円前後~。(参考:H.I.S. 台湾旅行
 台北便はLCC、チャイナエアラインが最も安く、続いてエヴァエア、日系という順で高くなります。
 LCCは夜中や早朝など時間帯が今ひとつな代わりに、台湾に早く到着できるというメリットもある。
 また、日本発が午後便だと台北での活動時間が減るので午前便より安い。
 高雄便もあるけど台北に比べたら本数も少なく、おまけに台北-高雄間は新幹線で2時間。
 お金と日程、旅の目的を計算して上手に選びたい。

 国内線は、台湾の航空会社で直接買うと中国語(繁体字)なので若干ドキドキします。
 今はエクスペディアで定価で買えるので、使うといいですよ。