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台湾鉄道途中下車の旅:林邊で降りて東港で黒マグロ!

東港の鮪市場
【屏東県の東港:生鮪の水揚げ中】
4泊の台東滞在を終えた後、朝8時過ぎの列車に乗って高雄方面に向かいました。
今回の旅はJALのオープンジョーにしたので、高雄から日本に帰るのです。
昨年の夏に台東から高雄に向かった時は乗車当日に台東駅でキップを購入したのですが、ほぼ満席で、
途中のローカル駅から乗った人などは席がなく、1時間くらい立っていました。
なので今回は事前にキップを購入しておいたのですが、乗ってみて拍子抜け。今度はガラガラです。
夏の方がレジャー目的での台湾人の移動が多いのかもしれません。

ところで台湾も日本と同じくコンビニの決済端末が普及していてチケットなどいろんな物が購入出来ます。
新幹線や飛行機のチケットに加え、鉄道キップも購入出来るようになっていたので試してみましたが、
どうも台湾人でないと買えないようです。身分証明書番号でエラーが出てしまうのだった。
大猟祭のついでに買いに行けたからよかったけど(公園から駅は比較的近い)、どうにかして貰いたいですね。
現在は鉄道のネット予約システムがかなり便利に改訂されたので、ネット予約で駅受け取りでどうぞ。
スマホとWifi持参で旅していれば、直前に予約できて便利です。

華僑市場
ひっそりとした華僑市場
さて、台東から列車に乗ると高雄の手前の林邊で下車しました。
前回は潮州で下車して萬巒で豚足食べてから高雄に向かいましたが、
今回は林邊で降りて、東港(トンカン)でマグロです。

林邊駅の改札を出てからまっすぐ進み中山路を左に折れてちょっと行くと
バス停があります。そこで東港を通るバスに乗るんですね。
国光客運、屏東客運など数社が乗り入れているので意外と待ちません。
ただし、高雄行きは高速通って左営(新幹線の駅)まで向かう、
特急バスなどもあるので間違えないようにしたい。
(キップ売りのおじさんがいるので教えてもらえると思いますが。)

華僑市場の看板;掃除のため臨時休業
なんと掃除のため休業!
東港もしくは光復路のバス停で降りると港はあとわずか。
目的の華僑市場までは約1キロほどってところでしょうか。
中山路を高雄方面に向かって北上し、進特大橋の手前を西に向かいます。
小琉球行きのフェリー乗り場を通り過ぎ、マグロの水揚げ港を突っ切って 岬の先端ちかくまでいったところが華僑市場です。

台湾人の観光客には有名でガイドブックに必ず載っているところなのに思ったほどに活気がない。
港にはでっかい生マグロが並び、漁師さんやら仲買人らしき人やらはうろうろしてるんだけども、
観光客っぽい人が全くいないのです。駐車場には観光バスも車も少ないし・・・あれ?!

華僑市場にたどり着いてみてびっくり。なんと、よりによって市場清掃の日にドンピシャでした。
マジですか~。

港で働いている人はそれなりにいたのでその人たち向けのお店はないんかな~と探してみましたが、
結局、ずるずると町中に戻る羽目になった。テキトウに入った海鮮やさんでマグロ食べれたからいいですけど。
それにしても運が悪いなぁ。清掃日だなんて・・・。

東港は日本のガイドブックには載っていませんが、台湾で出版されている物には必ず載っていますし、
それこそgoogle mapで地図をプリントするなり、メモしておけば楽に行けます。よかったらどうぞ。

東港関連 写真館

鮪の水揚げで有名なのであちこちにカワイイ鮪がいる。

東港の鮪を模したいろんなオブジェ
東港はマグロの水揚げで有名な港です。
町おこしはやっぱりマグロなわけで、あちこちにマグロのオブジェがありますが、みんな妙につぶらな瞳でかわいらしい・・・。
漁業文化展示館なるものもあったりするようですが、今回は立ち寄らず。 あくまでもマグロが目的。

船用の燃料タンクも鮪の絵バス停も鮪川の手すりにかかった鮪

東港の港周辺

船のドック
台湾有数の漁港ということで結構でかい港でした。 こちらは漁船の修復をするドックです。船が水からあがると迫力ありますね。

ところで日本の遠洋漁業の船にもインドネシア人やフィリピン人が乗っていると聞きますが、 台湾も同じなようです。 港の周辺にインドネシア料理屋やベトナム料理屋があり、明らかにそちら系の顔立ちの 若者がちらほらおりました。へぇ~って感じです。

ドックに入った鮪漁船インドネシア料理屋ベトナム料理屋

中華市場を諦めて町中に戻って鮪を食べる。

生魚片 さしみ
港から比較的近い場所にも何軒か海鮮料理屋はあったのですが、お休みだったり、「台湾料理はできるけど鮪は無理。」と断られたりして、いよいよだめか~?と思ったところでバス通りの光復路で見つけた海鮮料理や。
店頭に並んでいる魚の中に鮪はなかったので「鮪はないの?」(←日本語)と聞いてみたら「あるよ~」って言われて入った。
鮪の刺身炒海菜桜海老炒飯を頼みました。 さすがに鮪は高かったけど、日本ではこの値段では食べれないのでよいかなと。 生黒鮪のぶつ切り。(刺身というよりぶつ切り。)

炒海菜 海草の炒めもの さら全体 桜花蝦炒飯 さくらえび炒飯 重箱入り 海味珍 東港の海鮮料理や

台湾の旅に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。

旅行時期:2011年12月 1NT$=約2.7円

■交通:列車 台東-林邊 285NT$、バス 台東市内-台東駅 23NT$、
     林邊-東港 23NT$、東港-高雄 101NT$
■食事:鮪の刺身 250NT$、炒海菜 200NT$、桜海老炒飯 100NT$
■宿泊:ホリデイホテル 3000円ちょい。

■成田-台湾航空券 直行便で20,000円前後~。
 台北便は通常チャイナエアラインが最も安く、続いてエヴァエア、日系という順で高くなります。
 ジェットスターなどの格安航空会社も出てきました。年末などの繁忙期は検討の価値もあるかも。
 また、日本発が午後便だと台北での活動時間が減るので午前便より安い。
 高雄便もあるけど台北に比べたら本数も少なく、おまけに台北-高雄間は新幹線で2時間。
 お金と日程、旅の目的を計算して上手に選びたい。

旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
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