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台湾東海岸(大猟祭)個人旅行 2011年12月~2012年1月

ひと言でいうと内容の濃い旅行だった。
経路でいうと台北から始まり、東海岸をぐるっと回って高雄から戻りました。
2011年の夏の旅ですっ飛ばしたところをゆっくりとまわった感じです。
移動距離が短く、じっくりといろいろなものを見て帰ってきました。
宜蘭や羅東、花蓮ではかつての森林鉄道や鉄道駅舎を再整備した公園など、
どこにいってもこういう観光地が入場無料なのにはびっくりしました。
東海岸は日本式の家屋を再生した建物を使った文化施設がたくさんあります。

プユマ族 結婚式の後の記念撮影 花蓮からは古いディーゼル線にのったり、温泉に行ったり、 ブヌン族の人たちが行っている観光施設の民宿に泊まったりと、 のんびりした田舎の雰囲気と異文化体験を楽しみましたが、 その余韻を吹っ飛ばしたのが台東!!

12/31に南王部落の大猟祭、1/2にプユマ式の結婚式(主役は日本人夫妻)に参列させて頂き、 さらにその後の部落のおばあさんたちと一緒に呑みました。
我々を楽しませるためにわざわざ日本語の歌ばかりを歌ってくれました。

ところで、ブヌン族の村に行った時、日本の学者が書いたブヌン族の歴史をまとめた 本を見せてもらったのですが、そこにこう書いてありました。
酒宴:年中行事として各種行事の他、冠婚葬祭の後には必ず酒宴が行われる。
飲・食・泥酔・歌謡・談話・舞踏・休憩が数日に渡り繰り返されることも珍しくない。
前回のアミ族の豊年祭といい、今回のプユマの大猟祭といい、踊りが延々と続くような振り付けの踊りでみんなで踊っていました。 おおざっぱにいうと日本の大衆文化と感覚似てます。 (ブヌン族は特に酒宴が激しい様ですが。)
やっぱり日本人も農耕民族なんだよなぁとつくづく思いました。

ところで、台東の後、高雄ではこれまで食べた中で最も美味い羊鍋を食べました。
あれを食べちゃうと日本人はまだまだ肉の食べ方がへたなのかもと思う。
明治以降に肉や油(脂)を食べ始めただけにまだこなれてないというか。
今回も毎日美味しい物を食べて体重増やして帰ってきましたが、
最後の最後の羊は結構衝撃でした。やっぱ「台湾すげえ」のであります。

プユマ族の大猟祭とプユマ式結婚式に参列した旅
渡航国:都市 台湾:台北、宜蘭、羅東、花蓮、瑞穂、鹿野、台東、高雄
期間2011.12.24-2012.1.5
旅程 12/24 成田 - air- 台北(桃園) -bus- 台北 (台北泊)
12/25 台北 -bus- 礁渓温泉 -train- 宜蘭 (宜蘭泊)
12/26 宜蘭 =train= 羅東 (宜蘭泊)
12/27 宜蘭 -train- 花蓮 (花蓮泊)
12/28 花蓮 -train- 瑞穂 (瑞穂泊)
12/29 瑞穂 -train- 池上 -train- 鹿野 (鹿野泊)
12/30 鹿野 -bus- 台東 (台東泊)
12/31 台東 (台東泊)
01/01 台東 (台東泊)
01/02 台東 (台東泊)
01/03 台東 -train- 林邊 -bus- 東港 -bus- 高雄 (高雄泊)
01/04 高雄 (高雄泊)
01/05 高雄 -air- 成田
旅行形態個人旅行
航空会社日本航空:国際線(特典航空券) 成田-台北(桃園)/高雄-成田
宿泊
[今回使ったホテルクーポンサイト]
楽天トラベル ≫台湾は都市泊であればまあ使える。
agoda ≫東海岸、高雄の宿予約に重宝した。

[台北の宿]友菜大飯店
→いつも使う優美飯店(MRTの双連駅から徒歩5分強。)が満室だったため、
 近くで探して予約。空港のリムジンバスのバス停も近く立地が良い。

[宜蘭の宿]ヨアイ ホテル - クラシック (Yoai Hotel-Classic)
→宜蘭駅から徒歩圏内のホテル。ちゃんとしたホテルだが男性従業員は無愛想。
 よっぽど高雄や台南、台北などのビジネスホテルの方が接客態度がよい。

[花蓮の宿]リーンフック ホステリー (Lienfook Hostelry)
→花蓮中心部のリーズナブルなホテル。部屋は使いやすいしスタッフの感じがよい。

[花東公路の宿]花蓮紅葉温泉山荘
→直接交渉で宿泊。閑散期なのでかなりの割引価格だったようです。
 閑散期は食事は炒飯や炒麺くらいしか食べれないのであしからず。温泉は台湾式。

布農部落休間農場
→メールで予約。外国人慣れしていて英語でコミュニケーションが取れる。
 一生懸命村おこしをしているのが伝わります。ブヌン族の原住民族文化を楽しめる。

[台東の宿]MATAインディジナスカルチャーホテル(旧原住民族文化会館)
→旧台東駅から徒歩20分くらいの公共ホテル。設備の割にリーズナブルで驚いた。
 繁華街から遠いので必要ならば自転車をレンタルするとよいです。

[高雄の宿]ジン ジン ホリデー ホテル (晶晶假期商務旅館)
→駅から徒歩圏内のビジネスホテル。リノベーション済みで快適な滞在。
 下手な高級ホテルより快適です。ホテルが乱立している分、サービスがよい。
旅行代理店 今回は使ってません。
両替事情

物 価
1NTW$→3円くらい。

滞在中円高がどんどん進んだので両替率がどんどんよくなった。
クレジットカードも庶民的な飲食店などを除けばまずまず使えます。
JCBカードが割と使えるのも日本人には便利です。
今回、セブンイレブンでキャッシングもしてみました。
気象状況 気温:10~22度、湿度:40~60%の間で変化。

この時期の台湾は北部は雨が多く、また気温も低い日が多いので
北部は日本を出発する時の服装がちょうど良い日もあります。
花蓮までは雨だったり、曇りだったり、晴れだったりと不安定だった。
台東は曇りや雨に降られたが、気温がぐっと上がるので気にならず。
高雄に至っては晴れたのもあって昼間は長袖Tシャツ1枚で充分だったくらい。

日本を出発時に脱ぎ着出来るような服装を重ねると気温変化にもうまく対応出来ます。
特に北部は大寒波到来!と大騒ぎしてました。(でも日本より温かいけどね。)
旅の持ち物 旅の基本的な持ち物は「海外旅行の持物一覧」ページに記載したものを持参。
個人旅行は旅程は現地で変わるため、温泉用の水着なども念のため持っていきます。
台湾の人は風呂に人の髪の毛が入るのを嫌うので、水泳帽も必須です。要注意。
かぶってない人もたまにいるけど、マナー違反なので注意が必要。
イメージ
(クリックで拡大)
大漁祭で長老の周りを踊る子供たち プユマ式結婚式の牛車の牛 羊鍋