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船で台湾へ。中国の厦門から台湾の金門島へ渡る。

厦門から金門島へ行くスピードボート
【厦門から金門島へ行くスピードボート:五通埠頭】

日本から台湾への主要な玄関口は主として台北と高雄です。
成田、羽田、関空、セントレア、福岡等々、主要な空港から国際線が飛ぶ他、台湾の航空会社が
台湾人に人気の日本の都市へ航空便を飛ばしています。

かつて「安近短」という言葉があったように、台湾は近くて、短い期間で楽しめる観光地として人気でしたが、
最近は旅行先というだけでなく、人と人とのコミュニケーションが密になり、台湾がぐっと近くなった様に感じます。
日本で取り上げられる台湾の話題が、単なるグルメ一辺倒ではないような、そんな感じ。

そのせいなのかわかりませんが、前に比べて台湾への国際線の値段が高くなった様に感じます。
5年くらい前なら年末年始の休暇をほんの数日前倒しにすればJALの羽田-松山便が5万円台で取れてたのに、
クリスマス直後の平日ですら8万円超えてたりする。(12/25、26は休みにくいので安いチケットが残りやすい。)
2ヶ月前の予約で余裕で最安値で取れたのに。

「LCCの便も増えてるはずなのに今年は高いなぁ。経由便で探すか・・・」

しかし、台湾に行くのに第三国を経由するとなると距離が長くなるので、あまりメリットはありません。
高くても仕方ないかな・・・と思ったとき、ふと思いついたのがANAのアモイ便!!
確か中国の厦門から台湾の金門島への船が、乗れるようになってたはずだ!
金門島は中共内戦の激戦地。埋まった砲弾掘り出して包丁作ったりとかなかなかシュールで気になっていた。
その上、ANAの厦門便ってビジネス客の需要のが多いから、休暇シーズンって割と取りやすい。

ANAのサイトで厦門in高雄outのオープンジョーのチケットを検索してみたら、台北往復よりも2万くらい安くって、
さらに台北から金門島往復の国内線をプラスすることを考えたら断然お得。
というわけで、厦門から船で台湾入りをしてみました。

ちなみに、昔は日本から台湾へは貨物だけでなく旅客船もあったけど、需要減と燃油の高騰などでなくなっちゃった。
沖縄から台湾東海岸の花蓮への船を就航・・・というニュースも時々あるけど、いつの間にか立ち消えになっていて、
飛行機以外の手段が、クルーズ船くらいになっています。
そういう意味では気軽に乗れる唯一の国際航路かもしれません。(ま、中国の主張では台湾は自国の領土ですが。)

厦門と金門島の距離は10km程しか離れておらず、所要時間も30分ほどです。
台湾各地から金門島へは、観光客は飛行機でしか行けませんので、船に興味があったら中国経由もご検討を。

ところで、厦門は古くからの貿易港でそれなりの規模の街ですが、金門島は台湾の辺境の片田舎の島です。
台湾の領土なのでインフラは充分に整っていますが、それなりに田舎なので基本は車社会です。
地元の人は車やバイクで移動するし、団体観光客は観光バスで島を回るから路線バスの本数はとても少ない。

交通インフラ以外でも日本から台北などの大都市に入る場合とは勝手が違うのでその当たりは多少のご準備を。
日本語がペラペラの服務員とか、日本円両替とか、Wifi貸し出しとか、国際空港で当たり前に享受できるサービスはありません。

金門島に行く前に準備しておくと安心なコト。

■日本出国前に少しだけ台湾元を準備しておく(人民元なら港で両替できるので人民元でもOK。)
イモトのWiFiなどでポケットWifiを借りておく。
■SIMフリー携帯を準備して、Amazonで台湾の電話会社のSIMカードを買っておく。
 (台湾に着いてからコンビニで買ってもOK。)

台湾の人は親切だし、行ってみればどうにでもなると思いますが、ちょっとだけココロの準備があると楽ですよ。




厦門市内から、台湾行きの船が出る五通埠頭への行き方


中国ではタクシーがそれほど高くないからかタクシーを利用する方が多いようですが、バスでも行けます。
日本人は漢字が読めるので、中国や台湾でバスに乗るのは簡単だし、なんと言っても安い。
主要な場所、厦門空港や厦門駅などからバスの便があります。

主な五通客運碼頭行きバス

6路:厦門鉄道駅~五通客運碼頭 運賃 1元

厦門駅の北側(北西側?)にある停留所:火車站(湖東)が始発の路線。
バス停は駅近くの厦門旺輝酒店(ホテル)の前にあります。
停留所が22あり、地元民の乗り降りがそれなりにあるので、1時間弱くらいかかると見るとよいです。

五通客運碼頭→火車站(湖東)の運行時間 6:20~21:30
火車站(湖東)→五通客運碼頭の運行時間 6:00~22:00
厦門バス6番路線停留所

空港快線7号線:厦門空港ターミナル~五通客運碼頭 運賃 10元

厦門空港のターミナル3もしくは4のバス停から直行します。停留所は4つだけ。所要20分
五通佰翔酒店→五通客運碼頭→T4ターミナル(空港客運)→T3ターミナル(到着階9番ゲート)
空港から直行する方は、空港の案内所で聞くと早いです。1日8本運行(だいたい1時間おき)

空港出発時間:8:10(土日)、08:30(月~金)、09:30、10:30、11:30、13:00、14:30、15:30、16:30

特運環島旅遊観光バス:旅遊集散中心~五通碼頭~旅遊集散中心

厦門の観光名所を回る周遊バスも近くを通ります。近くを通るだけでターミナルまで入らないので注意。
港から空港に向かう人は停留所が一つなので使ってもいいかも・・・。
観光バスなので、1日有効で60元、1回の運賃が10元かな。
ちなみに五通埠頭バス停で439路線を捕まえられれば、1元で空港の第4ターミナルに行けますが、
この路線は逆ルートはないので、注意が必要です。(往路と復路でルートが異なる。)

五通埠頭のチケット売り場

写真は2018年12月に撮影した五通埠頭ターミナルのチケット売り場です。
ターミナルは港に向かって横長の建物で、向かって左手の入口から入ると正面にチケット売り場がありました。
2019年の6月にこのターミナルの隣に新しいターミナルが建ったので、写真とは全く異なります。ご留意をば。
(以前は、チケットの購入から出国まで全てが1階で手続きでしたが、ターミナルが大きくなったので、 乗船時間の70分前に乗船手続きをしなさいとのことです。)

電光掲示板で空席情報を確認して、チケットを購入します。
大人一人155元です。チケットは154元でしたが、手数料かなにか知りませんが、取られたらしい。

もう忘れたけど、9時半にはターミナルに着いていたはずだけど、買えたのが11時のチケットです。
年末の12月27日のチケットでしたが、中国のお休みは春節がメインなので混んでいなかったと思われる。
(それでもすぐの便は満席。)

早い時間の船に乗りたかったら、旅行代理店で買うなりした方が確実だと思われます。

購入したチケット。11時発の金門行き

ターミナル内には、船のチケット販売カウンターや航空会社、旅行代理店のカウンターなどがあります。
島に着いたその足で台湾の国内線に乗り継いで台湾各地に向かう人が多いので、旅行代理店では船+飛行機のセット販売をしています。
私はすでに台湾の国内線の飛行機は持っていたのでスルーしましたが、ちょっと聞いてみたかったかも。
まあ、往復前提の料金だろうし、外国人が利用できる代理店があったかは不明ですが。

なお、金門島の玄関口、水頭港のターミナルでは日本円の両替ができません
郵便局のATMなどはありましたが、私の持っていたクレジットカードは受け付けてもらえず青くなりました。

取り急ぎ、持っていた人民元を台湾元に両替し、バスで金城まで出てATMでキャッシングしましたが、
台湾元を日本で少し準備するなどしておいた方が安心です。
(i pass(台湾の電子マネーICカード)に少しチャージが残っていたので、バスはこれでなんとか乗れた。)

中国側で人民元を無理矢理使い切ったりしないで、台湾での両替に備えて持っておいてください。

五通埠頭の待合席
【五通埠頭の待合席:たいした店がないので待ち時間が長かった~。】