台湾人の休日にご用心!宿も列車も飛行機も満室、満席になります!

【熊出没注意ならぬ火車出没注意】
到着後の半日を使って友人の分も含めて、切符の手配を済ませておく計画でした。
台北駅の窓口で5日後の台東行きの切符の購入を試みることにしました。
いつもは乗車当日か、せいぜい前日に手配していましたが、4人分と少し人数が多いことに加え、
移動予定日が土日に絡んでいたのが心配になりました。
だけど5日後だし、最悪でも特急をあきらめて鈍行にするとかすればなんとかなるかと。
これがもうだめだめな位に甘い認識でした。
2012年の年末から2013年の年始にかけては、日本でもカレンダーの並びがいいことが話題でした。
NHKのニュース番組ですら、「1/4を休めば9連休になりますが、あなたはどうしますか?」と
街角でインタビューをしているうかれっぷり。でもそれは日本だけの話ではなかったのです。
台湾は日本のように三が日を休むといった正月の連休はないけど1月1日の元日が休み。
12/29の土曜日から1/1まで4連休という人が圧倒的に多く、早い人は12/28から休んでいたといいます。
つまり、我々が台北から移動するつもりの12/29は台湾人も帰省や旅行で大移動する日にドンピシャで、
駅の窓口のおばさんも日付を確認するなり、「あー、たぶん席ないだろなぁ」というめんどくさそうな顔をした。

新幹線の切符(商務席)
希望の便はおろか、無座(立ち席)のチケットも混ざってしまうほどの混雑ぶり。
とりあえず台北から台東まで無座含んだ東回りの切符を念のため購入して、
ホテルに入って作戦を練り直すことにしました。
ホテル備え付けのネットで列車や飛行機の空席を調べた結果、最終的に移動は西回りに変更。
早朝発の台北-新左営の新幹線のビジネスクラスを押さえ、その先はローカル線やバスを適宜利用する計画に。
途中の町でお昼食べたり寄り道を楽しみながら移動し、列車の中で立つ時間を最小限にする作戦でした。
このプランだと無座になったのは屏東県の潮州から台東までの2時間のみですみます。
東回りで5時間立ちっぱなしに比べたら雲泥の差です。
ちなみに列車の切符の手配代行を受けている台北の旅行代理店のホームページには、
"最近は休日の列車の切符は発売と同時に売りきれることもあるのでご注意ください。"と記載があります。
「5日前だし何とかなるだろ」と高をくくっていたのだが、今回は休日かつ連休で、全くどうにもなりませんでした。
以前はネット予約がしにくかった台湾の鉄道も、今はインターネットで予約をすることができます。
日本でおおよその旅程が決められたら、長距離列車はすぐに押さえておくと楽ですよ。
日本のカレンダーの並びがよければ、外国でも同じ可能性が高いことを念頭に置き、
加えて、旅行先の土地独自の休日なども合わせて調べておくことをおすすめします。

早めに押さえてしまいましょう。
(新幹線は高いので当日でも大抵余裕で乗れますが。)
ちなみに2017年末も12/30が土曜、31が日曜、1/1が祝日と3連休になり、
友人は台北-台東間の国内線の飛行機も列車も手配ができませんでした。
前日の深夜になってようやく座席のキャンセルが出たのを捕まえることができ、
なんとか乗り継ぎの良い特急列車がとれて合流しましたが、近年、台北などの都会に住む人たちが、
休日に東海岸などの自然が多い地域を訪れる傾向が強く、休日の特急列車は発売と同時に売りきれることもあります。
休日に絡む移動をしたいときは、インターネット予約で早めに確保しましょう!
台湾の交通手段確保に便利なサイト | |
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鉄 道 | 交通部鉄路管理局>オンライン予約(日本語)|台湾高鉄>オンライン予約 |
飛行機 | 立栄航空|華信航空|※エクスペディアでも定価で買えます。 |
代理店 | 勝見旅行社>台湾国内旅行|旅々台北|台北ナビ| |