プユマ族婦女除草祭2017:女の祭典!婦女祭にちょこっとだけお邪魔虫♪
【初日の晩ご飯は外食。黄金南瓜鍋。タレは好みでブレンドして食べる。】
一つ目は、私がもう3回も参加している大猟祭。男性陣が若者たちを引き連れて、数日間山にこもり狩猟を行います。
男性というのは成人間近の若者から長老まで。簡単に言えば大人の男は全員です。
対する女は祭りの裏方。会場整備や料理に花冠作りなど、山から下りてくる男たちを迎える準備をします。
私は女なので山に行くことまかり成らず。部落の女性たちと一緒に祭りの準備に混ぜてもらいました。
山から男たちが下りてきたら、歌って、踊って、宴会って感じ?詳細は大猟祭のページをご覧あれ。
二つ目は、夏に行われる海祭です。原住民族たるプユマ族の人たちは伝統的に粟を食べてきました。
粟は台湾に外国からもたらされてきたもので、海から粟が渡ってこなければ今日の我々はなかったと、
感謝する祭りだそうです。明け方に海まで行ってお祈りして、戻ってからは相撲大会をするとか。
完全に男がメインのお祭りみたいです。(うまく日程が合わず、まだ行ったことありません。)
そして最後が今回の婦女祭「モワガムッ」です。婦女除草祭ともいいます。
これは祭りの主役は部族の女性たち。逆に男性が準備の裏方を行います。
一日目は村はずれ(この年は卑南文化公園の一角だったみたいですが)に植えておいた粟の除草を行い、
その後は女性だらけの運動会みたいな感じでかけっこをしたり、歌って踊ったりといった行事が行われます。
小さな子供からおばあさんまで、カラフルな民族衣装を着た美しい女性たちが集まる姿は壮観です。
といっても私は成田を朝出るチャイナエアラインをとってしまったので、1日目の行事には間に合わず。
寝ぼけ眼で夜の宴会から合流して、翌日の長老宅(長老は長老でも女性の長老)前での食事会前後からの参加です。
伐採した木。細長い。
そう言われて7時に家に向かっても誰もおらず、出てきた息子に
「まだかあさん寝てるよ」なんて言われる始末。
早朝便での台湾入りでヘトヘトだった私は宴会(焼き肉)を途中で失礼した昨晩。
この日宴会に参加していた若者たちは朝の4時まで飲んでたそうで、
その肝心の"木を切る役割"を担うこの家の孫娘と、それを教えるばあちゃんが
まだ起きておらず出発時間は延期。約束の時間はあくまでも目安なのはいつものこと。
ばあちゃんが起きてきたのは30分が過ぎた頃だろうか。
「はやいね~」とか言われたけど、だって、時間を言われたら、やっぱり指定時間前後に行っちゃいますわよ。
(↑いつも学習しない。1人だったから暇だったのもあるけど。)
朝ご飯を食べたり、民族衣装を身にまとったりと(私も当然のように着せていただいてたり)
支度をする我々の傍らに真っ赤な鞘に収まった装飾が施された刀を出してきた息子さん。
「これは、プユマの刀。」
プユマの刀に、量販店に売ってそうな収納式の片手のこぎり。
出発準備が整ったところで、罰が悪そうな顔をして孫娘が現れ、車に乗っていざ伐採!
ってゆーか、木を切りに行くのに普通の乗用車でいくんすか?
プユマ族 婦女除草祭 みんなで薪取りに行く。
近所の河原に乗用車で細長い木を切りにゆく。
「山に行くんでしょ?」との問いに「いやそんな遠くないよ」って言われたのはこれだったか。
ばあちゃんの指導の下、刃物になれない孫娘が四苦八苦しながら木を伐採にかかります。 藪を切り開き、木の幹をあらわにしたら、木を根元から切断します。
木と言っても直径5センチくらいの若い木なので女の手でも何とでもなるのだ。
頭のところにだけ枝葉を残し、幹の枝はすべてなたで落としていく。 つるんとした木を一本切り出したらおしまい。車で引きずりながら、祭りの会場まで移動します。
台湾台東の旅に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。
旅行時期:2017年3月
1NT$=約3.7円
■交通:空港MRT 桃園空港-台北駅 80NT$、台北駅-松山空港 25NT$/片道1NT$=約3.7円
■食事:黄金南瓜鍋 14060NT$くらいと思われる、お茶やお菓子 45NT$
■宿泊:イワホームステイ 適当に払いました。
■成田-台湾航空券 直行便で30,000円前後~。(参考:H.I.S. 台湾旅行)
台北便はLCC、チャイナエアラインが最も安く、続いてエヴァエア、日系という順で高くなります。
LCCは夜中や早朝など時間帯が今ひとつな代わりに、台湾に早く到着できるというメリットもある。
また、日本発が午後便だと台北での活動時間が減るので午前便より安い。
高雄便もあるけど台北に比べたら本数も少なく、おまけに台北-高雄間は新幹線で2時間。
お金と日程、旅の目的を計算して上手に選びたい。
私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。
国内線は、台湾の航空会社で直接買うと中国語(繁体字)なので若干ドキドキします。
今はエクスペディアで定価で買えるので、使うといいですよ。
私の今回の台北-台東のチケットはエクスペディアで買いました。
以前の台湾旅で旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
邸 景一 日経BP企画 2008-06-26
台北から東回りにまわる予定だったのでこの本が一番役に立った。地球の歩き方(D10台湾)や新個人旅行台湾を補助に読み、必要箇所だけコピーした。台湾の地方都市の旅の場合、地図は観光案内所で貰った方が良い。 台湾人向けの地方ガイドブックも漢字を追えば何となく情報は読みとれるので本屋やコンビニで買うのも手。
台北から東回りにまわる予定だったのでこの本が一番役に立った。地球の歩き方(D10台湾)や新個人旅行台湾を補助に読み、必要箇所だけコピーした。台湾の地方都市の旅の場合、地図は観光案内所で貰った方が良い。 台湾人向けの地方ガイドブックも漢字を追えば何となく情報は読みとれるので本屋やコンビニで買うのも手。
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